紳士服のはるやま、下請けに10億円分を不当返品
紳士服店を全国に展開するはるやま商事(岡山市)が、売れ残った紳士服やネクタイを、正当な理由がないのに下請けメーカー63社に返品し、その代金約10億円を返金させたなどとして、公正取引委員会は25日、下請法違反(返品の禁止など)を認定し、再発防止を勧告した。
公取委によると、下請法は立場の弱い下請け業者を守るため不当な返品を禁じているのに、同社は2009年12月から昨年7月にかけて、計10億3千万円分を返品・返金させた。04年度に勧告事案の公表が始まって以降の最高額という。
また、下請け153社に対し、事前に取り決めた下請け代金を不当に計約6千万円減額した下請法違反行為も認定した。
公取委は、返品を改めて引き取り、下請け代金の減額分を支払うよう同社に求めている。はるやま商事は「勧告を受け入れ再発防止に努めたい」としている。(吉村治彦)
http://www.asahi.com/national/update/0126/OSK201201250222.html
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