井上工業架空増資事件 金融ブローカーを新たに逮捕 警視庁
2011.11.24 11:45
東証2部に上場していた中堅ゼネコン「井上工業」(群馬県高崎市、破産手続き中)の元社長らが自社の株価をつり上げるために行った架空増資事件で、警視庁組織犯罪対策3課は24日、金融商品取引法違反(偽計)などの疑いで、引受先の投資事業組合関係者で金融ブローカー、井筒雅信容疑者(64)=東京都港区麻布十番=を逮捕した。事件では同社元社長や新株引受先の投資事業組合関係者らが逮捕されており、逮捕者は6人目。同課によると、井筒容疑者は否認しているという。
逮捕容疑は、同社が平成20年9月に行った18億円の第三者割当増資で、15億円を自社資金から拠出。引受先の投資事業組合を経由して自社資金15億円を増資に充てる架空増資を行ったなどとしている。
同課によると、井筒容疑者は残り3億円のうちの1億5千万円の調達に関わっていたという。井筒容疑者は24日午前、弁護士とともに原宿署に出頭、逮捕された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111124/crm11112411460009-n1.htm
>群馬県の医療法人松嶺会
メディア・リンクスの証取法違反:
社長、粉飾維持へ“現金攻勢” 顧問にも現金
ITベンチャー「メディア・リンクス」(大阪市)を巡る証券取引法違反事件で、同社社長の新堂吉彦容疑者(48)=同法違反容疑で再逮捕=が、同社への10億円の見せ掛け増資に絡んで私文書偽造・同行使罪で起訴された同社顧問の井筒雅信被告(57)に1000万円を超える現金を渡していたことが10日、関係者の話で分かった。粉飾指南役だったIT関連会社「伊藤忠テクノサイエンス」(東京都)の元社員に提供された数千万円も、元社員の借金返済のためだったことが判明。一連の粉飾行為が“現金攻勢”で維持されている構図が浮き彫りになった。
また、特捜部は同日、03年3月期決算で売上高約143億9000万円を水増しし、約168億円(連結)の売り上げを計上した同法違反罪(有価証券報告書の虚偽記載)や2億4727万円の業務上横領罪で新堂容疑者を大阪地裁に起訴し、捜査を終えた。同法違反容疑で逮捕していたメディア社の元営業部長代理(37)は起訴猶予処分とした。
関係者によると、新堂被告は元社員と知り合い、テクノ社との取引を始めた。元社員には多額の借金があることから、新堂被告が肩代わりを始めたとされ、間もなく、伝票操作だけの架空取引で売上高を水増しする手口を教わった。97年ごろには架空取引を始めたとされ、02年10月には大阪証券取引所(大証)の新興市場ヘラクレス(旧ナスダック・ジャパン)に上場した。
また、井筒被告は、転換社債型新株予約権付社債について、昨年8月に総額10億円の振り込みが同社にあったように通帳を偽造したが、新堂被告は謝礼として井筒被告にも1000万円を超える現金を提供したという。
新堂被告は上場後、「ライブドア」「ソフトバンクBB」(いずれも東京都)など、取引先を国内主要IT関連企業約80社に広げ、各社には手数料を支払う仕組みを作り上げた。中でもテクノ社との取引量が特に多く、新堂被告はメディア社を頻繁に訪れる元社員について「借金を肩代わりしている」などと周囲に漏らしていたという。(Mainichi Shimbun)
2004年12月10日
、、、(w
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