愛犬家ら逆転勝訴 動物愛護団体に賠償命令
2011.12.9 21:27
犬のテーマパーク「ひろしまドッグぱーく」(広島市)の閉園後、衰弱した多数の犬を救助するにあたり、動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」(現エンジェルズ、滋賀県高島市)が集めた募金や物資の使途が不明だとして、寄付した愛犬家ら15人が募金の返還や慰謝料など計約400万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が9日、大阪高裁であった。前坂光雄裁判長は原告側の請求を退けた1審大阪地裁判決を変更、慰謝料約47万円の支払いを命じた。
判決で前坂裁判長は、目的をある程度限定して募金を集めた場合、収支を正確に説明・報告すべき信義則上の義務がある、と判示。アーク・エンジェルズ側は募金の一部が流用されたという疑問を払拭できておらず、慰謝料の支払い義務があるとした。
1審で原告側は、私的流用目的で募金を集めたと主張したが、敗訴した。前坂裁判長も流用目的は否定し、原告側の控訴そのものは棄却。その上で控訴審での追加主張に基づき、信義則違反を認定した。
判決によると、ひろしまドッグぱーくは経営難のため平成17年に閉園。アーク・エンジェルズは18年9月、犬約580匹の救助活動を始めるとともに寄付やボランティアを募り、1億円を超える募金が集まった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111209/trl11120921270010-n1.htm
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