武田薬品(笑)


武田薬品研究所廃液漏れ 遺伝子組み換え菌など含む

 文部科学省は1日、藤沢、鎌倉両市にまたがる「武田薬品工業湘南研究所」が、遺伝子組み換え大腸菌などを含む廃液を施設内に漏出させたとして、原因究明や再発防止策を講じるように指導した。両市も同日、同社との環境保全に関する協定に基づき、施設内へ立ち入り検査を実施し、同じく原因究明や再発防止策について報告するように指導した。

 同省などによると、11月30日午前1~同7時の間に、同研究所が、排水滅菌槽の水道栓を閉め忘れたため、滅菌槽から遺伝子組み換え大腸菌、バキュロウイルス、サルモネラ菌を含む廃液約1立方メートルが床面にあふれ出たという。人を含む哺乳動物に対する病原性はないという。同社は同日午後4時頃に同省へ連絡したが、両市への連絡は12月1日午前11時前後になったという。漏出について海老根靖典・藤沢市長は、「報告が遅れたことは極めて遺憾。市民の安全安心を守るため、早急な再発防止策を求める」とコメントを出した。
(2011年12月2日 読売新聞)

武田薬、1万件の訴訟に直面も-「アクトス」のぼうこうがんリスクで
  12月1日(ブルームバーグ):武田薬品工業は、同社の糖尿病治療薬「アクトス」がぼうこうがん発症リスクを高める可能性をめぐって、米国内で最大1万件の訴訟に直面する公算が大きい。裁判所判事らは、どこの裁判所に訴訟を併合すべきかを今後検討する。

米食品医薬品局(FDA)は今年6月、武田提供の研究の分析で、アクトスの一部の服用者のぼうこうがん発症リスクが高まることが示されたと説明した。アクトスは、糖尿病治療薬の売り上げで世界トップ。

アクトスの元服用者を担当するニューヨークの弁護士、ポール・ペノック氏は、アクトス服用とぼうこうがん発症に関連性があるという証拠は「著しく強力かつ明白だ」と電話インタビューで述べた。同氏の法律事務所ワイツ・アンド・ルクセンバーグは、アクトス元服用者1200人の依頼人を抱えており、訴訟件数は合計1万件になる可能性がある。同氏は「アクトスについて毎日電話がかかってきている」と述べた。

  アクトスの昨年度の売上高は3879億円と、武田薬品全体の売り上げの27%を占める。武田は訴訟の業績への影響や、訴訟のために資金を引き当てる計画があるかどうかについては、コメントしなかった。

訴訟を併合する前に、広域係属訴訟(MDL)パネルの判事団が1日、どの連邦裁判所で審理するかで関係者から意見を聴く予定だ。

  • Digg
  • Del.icio.us
  • StumbleUpon
  • Reddit
  • RSS

0 comments:

Post a Comment

Archives

Search This Blog