検察審査会といふ国民による検察チェック機能の必要性が証明された件

特捜の惨敗?小沢氏側「有罪の証拠消えた」

小沢一郎民主党元代表(69)が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件の公判で、小沢被告の関与を認めた元秘書の供述調書の多くを証拠から排除した17日の東京地裁決定について、検察幹部や識者らは厳しい検察批判と受け止め、「特捜の惨敗」という声もあがった。
一方、判決の行方はなお見えず、検察官役の指定弁護士と弁護側は、強気の姿勢を崩さなかった。

◆強気
小沢被告の弁護団は閉廷後に記者会見。主任弁護人の弘中惇一郎弁護士(66)は、陸山会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)の調書の大半を却下した今回の決定によって「有罪とする証拠はほとんど消えた」と評価し、「最終的に無罪あるいは公訴(起訴)棄却を勝ち取りたい」と自信をのぞかせた。
ただ、後任の池田光智被告(34)が小沢被告への「報告・了承」を認めた調書は一部が採用された。弘中弁護士は、「こちらにとって不利益な記載もあるので、判決に向けて十分気をつけて主張していきたい」とも述べた。
一方、指定弁護士の大室俊三弁護士(62)も閉廷後に取材に応じ、「予想の範囲。間接事実の積み重ねで、十分有罪を立証できる」と強気の構え。録音記録があったことで調書が却下されたことについては、「過去に、弁護士として検事の利益誘導などを指摘しても聞き入れてもらえなかったが、裁判所がいい方向に動いていると感じる」と話した。

◆検察
大阪地検特捜部の不祥事を受け、取り調べの録音・録画(可視化)の試行などを進める検察。「東京の特捜部でも同じ問題が起こっていたということ。組織として、一定の方向に沿った供述を取ろうとした点が問題だ」。ある最高検幹部は厳しい表情を見せた。
別の幹部も「決定が言及した取り調べメモや可視化の問題は、まさに検察改革を進めている分野」とし、「改革を徹底しなければならない」と語った。
(2012年2月18日09時07分 読売新聞)

まあ要するに検察は小沢を逃がすためにわざと石川に対していい加減な取調べを行い、あえて石川に録音させてそして更にいい加減な供述調書を作成したわけですよ。(爆w

重要なのはそんな利益誘導と思われるような取調べをしておきながら、結局検察は小沢を起訴しなかったという事実。

だからいい加減な捜査や取調べをしたあげく小沢を起訴しなかった検察の判断に異議を唱え小沢を強制起訴した検察審査会の判断の正当性が証明されてしまったわけです。(爆w


そして、すでに書きましたが問題の焦点は小沢側と検察側のあってはならない癒着の構造・・・




にまで発展してるわけです。(w

で、今までは完璧だったこの検察OBらの最終小沢防衛ラインが崩されたら小沢とその周辺人脈は芋蔓式に完全にアウトなわけです。(爆w




、、、(w

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